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阿部BLOG

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2009年賀状
 新年あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。

 2009年は、いろいろと変化の年になると予想しているので、心機一転! ブログを新しくはじめることにしました。

 新 ブログは こちらです。

 http://abekenichiro.blog65.fc2.com/
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今年最後の事務所ライブ2008
 今年最後の事務所ライブは、たかの知り合い3名様が見にくる予定だったらしいのですが、日にちを間違えていたらしく、これなくなってしまったんですよ。

 観にきていただけなくて残念でしたが、ぎりぎりセーフの昇格で幕を閉じました。

 常々、たかに、

「バイト中は、他のこと考えるな! 仕事だけに集中しろ」

 と言い聞かせていたのだけれど、ついにきたるべき日がきてしまった。

 場所は千川にあるライフのトイレ前ベンチ、時間は事務所ライブ出演前。

「バイトの時間削られる。これからどうしよう」

 落ち込み気味に言うたかに、僕は尋ねた。

「何で?」

「こんなんじゃ長い時間入ってもらうの難しいよねと言われました」

「原因は?」

「自分の接客態度で、お客さん入ってきているのに気づきませんでした」

「どうせ妄想とか考えごととかしてたんでしょ」

「はい、そうですね」

 原色トラックバックのパンチドランカー担当のたかは、類いまれな集中力のない人間であった。

 人と話している最中、突然ケータイを取りだしいじりだす。

 道端にとめてある自転車のハンドルを歩きながら突然触る。

 壁につけられている乾燥したガムを突然はがそうとする。

 ライブ前にネタ合わせをしていたら、突然へらへら笑いながらいなくなる。

 たかがいなくなったので、他の芸人さんと話していたら、何の前触れもなく戻ってきて、こちらは他の芸人さんと話している最中だというのに、話に割って入りネタ合わせを再開しはじめようとする。

 その一部始終を見ていた他の芸人さんが、驚いていたのは言うまでもない事実であった。

 僕はその一連のたかの行動を自己中心的KY症候群(重症)だな、と思う。

 そんなとんでもない人間がバイトといえども働いているのは奇跡に等しいことだろう。

 コンビを組み、たかを見てきた。

 厳密には診断という言葉を使った方がいいのかもしれないけれど、一般社会で普通に生活するのはたかにとっては大冒険を意味するのではないか。

 だから、いち早くたかがバイトで失態をやらかさないように、

「バイト中は他のこと考えるな! 仕事のことだけを考えろ!」

 と言い聞かせたつもりだった。
  
 しかし、たかは禁断の果実、考えごとをバイト中にしてしまったのだ。

 仕事を減らされるのは自業自得の結果なのだ。

 しかし、まれにたかは奇跡を起こす。

 たかの働いているバイト仲間がノロウィルスにかかったらしく、仕事減らされずに無事にバイトできているらしいのだ。

 それでも僕は、たかに言うだろう。

「バイト中は、他のこと考えるな! 仕事だけに集中しろ」
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目覚めの時
 トークの勉強というのもあり、インターネットラジオを他の芸人さんらとやっていた。しかし、今現在、あることに気づいた。過去、僕らといっしょにインターネットラジオをやっていた他の芸人さんたちは、今はもう全組解散している事実を!

 たかは自殺した人の部屋に住んでいる。

 何事もなかったように暮らしてはいるのだけれど、実はたかは呪われていて、彼と関わると負の解散連鎖に繋がるのではないか、と思う。

 そんなたかは、ライブ出演当日、コンビニで何者かに突き飛ばされてガラスを割った。負の連鎖は、どうやら今もつづいているようだ。

 そんな僕は、たかに会うとき気づかれないように塩をたかに向かって投げています。

 いーこがゲージ内にあるトイレにおしっこをするようになり、

「いいこだね、えらいね」

 と乾燥パパイヤをあげて頭を撫でながら誉める日々がはじまった。



 誉められていることが分かるのだろう。嬉しそうに目を細めて気持ちよさそうにしている。

 部屋にいーこがいる。

 寝るときも起きるときもいーこがいて、最初に目が覚めて顔を合わすのがいーこだ。

 朝食前にいーこをゲージからだして30分ほど自由にして遊ばせる。

 部屋を駆けずり回り、時々、ぴょんと飛び跳ねる。

 嬉しい時、喜んでいる時、うさぎは飛び跳ねる。

 せまいゲージからでることができ、家中を駆けずり回れるのだから嬉しいに違いない。

 それでも終わりがやってくる。

 30分経つか、ゲージの外でうんこやおしっこをしてしまった時だ。

 うんこやおしっこを見つけしだい、

「こらっ! 何やってるの」

 と怒って、自由時間30分経っていなくてもいーこをゲージに戻す。

 それが我が家で決めたしつけのルール。



 夕食前も、いーこをゲージの外にだして30分自由に遊ばせる。

 うんこやおしっこをしたら即ゲージの中に入れる。

 どんなに嫌がろうとゲージに入れる。

 そんな繰り返しの中で、いーこは自由時間中にゲージ内のトイレに戻ってちゃんとおしっこをするようになった。

 どうやら目覚めの時がやってきたらしい。

 何故、自分がゲージに入れられてしまうのか理解できたのだろう。

 おしっこさえトイレでしてくれればいい。

 ご褒美に今度は部屋でおしっこやうんこをしなければ、ずっと放し飼いにすることにした。

 心配しながらもいーこの様子を見ていると、部屋で寝そべったり、僕のにおいをくんくん嗅ぎにきたり、ペロペロなめてきたりするのだけれど、お腹が空いてゲージの中に入り餌を食べはじめる。



 餌を食べながら、うんこぽろぽろ。

 ゲージの中でしてくれるのだから、それはそれでご愛敬だ。

 餌で満腹になると、今度はトイレに行きおしっこをしている。

 そんないーこの姿を見た時、何て賢いのだろうと嬉しくなった。

 トイレでおしっこをし、いーこは無邪気にゲージをでて部屋の世界に舞い戻る。

 部屋でおしっこやうんこしない限り自由にさせる方針は、いーこを常時放し飼いにの方向に今後なってしまうのかもしれない。

 いーこが我が家にやってきて、15日でトイレをおぼえ、放し飼いにしてもトイレに戻っておしっこをしてくれる。

 うんこもゲージの中のスノコの上やトイレでしてくれる。

 時々、がまんできなくなったのか、うんこをぽろっと部屋で一粒ぐらいしてしまう時があるのだけれど、それはご愛敬ということで♪




 わたしきれい好きです♪

いーこの体重記録
2008年8月
22日445g
23日445g
24日450g
25日460g
26日465g
27日465g
30日500g
31日505g

2008年9月
1日510g
5日530g
8日535g
12日570g
14日575g
16日580g
18日590g
20日605g
21日610g
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こんなところでおしっこしたらダメ!
 テレビのオーディションに行ってきた。
 普段オーディションとか行く機会ないので、田舎者みたいに迷いながら到着。
 オーディション後は、お腹空いたのでラーメンを食べたのだけれど、スープがやけに美味しく感じた。
 またオーディションいけるようにがんばって、早くオーディション慣れしたいものです。

 いーこをペットショップの用意した段ボール製のケースに入れて、電車に揺られながら自宅に戻った。

 段ボール製のケースに入っているいーこは、突然変わった環境に戸惑っているのかひどく大人しくしていた。

 随分と大人しい性格なのかな。

 だったら、部屋を歩き回せても平気かなと思い、段ボール製のケースからいーこをだしてあげた。

 いーこの視界には、見たことのない世界が広がっていたことだろう。



 ゆっくりと歩きだし、周りのにおいを嗅ぎ、僕にも近づいてはにおいを嗅ぎ、すぐに離れては、他のところに移動してみる。



 その繰り返しの果てに待っていたのは、突然のいーこのおしっことうんこだった。

 うんこは丸くてコロコロしていて犬や猫のように汚くないのだけれど、おしっこはティッシュでふいて、においを嗅いでみたのだけれどくさかった。

 好き勝手におしっこをし、うんこをするいーこにトイレのしつけはできるのだろうか。

 心配になりながらもゲージの中にいーこを入れ、トイレを設置したのだけれど、案の定、トイレ以外のところで平気でおしっこをしてしまった。



 そのたびにおしっこのついた部分の新聞紙を切り取ってトイレに持っていき、においをつけた。

 ここがトイレだよアピールをしたのだけれど、いーこは理解してくれず、トイレ以外でおしっこをするのだった。

 いーこは、トイレの設置してある反対側の角でおしっこをしたがる傾向があるので、トイレの場所をそこに移動してみた。

 トイレ以外でおしっこをしたら、

「ここでしたらダメ」

 と言葉で怒り、

 おしっこのついたところを消臭スプレーでにおいをとることも徹底した。

 そんないたちごっこのような格闘がつづき、ついにいーこがトイレでおしっこをした。



 その瞬間を目にし、

「いーこ、えらいね、おしっこできたね」

 頭を撫でて、ご褒美に乾燥パパイヤをあげた。



 いーこは、ピンク色のトイレにいると頭撫で撫でしてもらえて、乾燥パパイヤもらえると勘違いしたようで、

「ほら、トイレにいるよ、何かちょうだい」

 と立ち上がって、目を輝かせてこちらを見る。

 でも、残念ながら撫で撫でも乾燥パパイヤもあげれないんだ。

 いーこ、ごめんね。

 しまいにはトイレをベッドだと勘違いし眠りだす始末。

 いやー、見ていてあきない。

 でも、見ているだけじゃなくちゃんとしつけなければならないの。

 トイレでおしっこをした時には、撫でて誉めてあげてご褒美の乾燥パパイヤをあげる。

 トイレ以外でおしっこをした時には、叱ってここでおしっこをしてはいけませんと伝える。

 それを根気よく繰り返す。

 繰り返した結果、100%まではいかないけれど、いーこがトイレでおしっこをするようになった。

 おっ! トイレしてるなといーこを見ると、いーこは得意気にこちらを見ている。



 撫で撫でしてほめてもらえて、乾燥パパイヤご褒美にもらえるの知ってるんだからねという感じだ。

 僕が乾燥パパイヤをつまんで、

「いーこ、えらいねー、トイレできたねー」

 とほめながらいーこの頭を撫で撫でしようとすると、手に乾燥パパイヤあるんでしょと興奮して頭を撫で撫でさせてくれない。

 しょうがないので乾燥パパイヤを食べさせてから、頭をいっぱい撫でてほめることにしている。

 トイレのしつけはまだまだはじまったばかり。

 

 愛情をもって育てれば、きっと伝わります。 
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体重が増えて育ち盛り
 前からパソコン買え、買えと言っていたのだけれど、やっとこさ、たかがパソコンを購入した。
 イーモバイルの通信サービスを二年間解約しなければ、100円でパソコンを手に入れることのできるキャンペーンでの購入。ネットもパソコンも持ってない人が、このキャンペーンをうまく利用するとお得なのだ。
 これで、ネタ会議等のIT化に一歩近づいた気がします。

 部屋にいーこがきてから、毎日体重を計ってみた。



2008年8月
12日348g
13日380g
14日390g
15日400g
16日400g
17日405g
18日420g
19日430g
20日440g
21日440g

 日に日に体重が増えて育ち盛りなのだけれど、いーこはごはんを食べたら、すぐうとうとちょっとだけ眠り、目が覚めたらまたごはんを繰り返している。

 食っちゃ眠。

 食っちゃ眠。

 そりゃ、みるみる体重が増えるわけだ。

 うさぎは偏食なところがあり、いきなり違う食べ物にすると食べてくれない傾向がある。

 乾燥パパイヤは食べるようになったけれど、当初、副食の●に混ぜたら食べなくて、乾燥パパイヤだけ残ってしまった。

 しかし、人間に慣れてもらうため、僕の手からごはんを食べさせたり、トイレでおしっこやうんこをした時は、頭を撫でながら誉めてあげて食べ物をあげるようにしていたら、僕の手=何か食べ物を持っているとインプットしたみたい。



 もしくは、僕の手からの食べ物は安心とインプットしたのだろうか。

 試しに乾燥パパイヤを指で掴んで、いーこに近づいたら、すぐに乾燥パパイヤをパクっと食べてくれた。

 僕の手からは食べるのね。

 えらいね。

 そうやって、乾燥パパイヤの他にもキャベツやレタスも僕の手から食べるようになり、偏食にはさせないようにしている。

 子供のうちにいろいろ食べさせないと、大人になったら偏食で食べないので、今が大事なのだ。

 いーこの頭を撫でようとすると、何か手に持っているんじゃないかと思われてしまったようで、いーこがまず僕の手に何か食べ物があるか確認してきて、ないと分かると大人しく頭を撫でてもらうパターンになりつつある。


食べてぐったり♪
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いーこと同居生活開始
 今回の僕らの出演するクラスの事務所ライブは、次回から新しく一番下のクラスができるということで、15組中、上位3組のみが上のクラスへ昇格、他の12組は下のクラスへ降格という厳しいライブとなった。

 原色トラックバックは上位3組に入ることができず降格。

 次回のSTEPのライブがんばりたいと思います。

 2008年8月12日の火曜日に我が家に生後一ヶ月弱のネザーランドドワーフのメスの赤ちゃんうさぎがやってきて、僕の部屋で飼うことになった。



 名前は いーこ と名づけた♪

 きちんとしつければトイレをおぼえるらしいので、根気よくトイレのしつけをしたいと思うのだけれど、今のところおぼえる気配なし。

 こうさぎによっては一ヶ月ぐらいかかることもあるし、トイレを全くおぼえない場合もあるらしい。

 あまりにも人慣れするこうさぎだと、警戒心がないため、うさぎの習性である敵に見つからないために一ヶ所におしっこをするというのがなくなるらしい。

 我が家にやってきた初日から、僕を怖がらず、手のにおいを嗅いできたり、指をぺろっと舐めてくるので先が思いやられる。

 人慣れしすぎてトイレおぼえなかったらどうしよう。

 トイレにいーこのおしっこやうんこのにおいをつけて、いーこのトイレだよアピールをすることにした。

 たまたまでもトイレでおしっこをしたら頭をなでてあげてほめるようにしている。

「いいこだね、よくできたね」

 おやつの乾燥パパイヤをあげると喜んで食べている。

 乾燥パパイヤは、毛繕いで飲みこんだ毛を溶かす作用がある。うさぎは飲みこんだものを犬や猫みたいに吐き出す能力がないので、飲みこんだ毛がたまると毛球症になってしまうのだ。

 トイレに行くとほめてもらえると勘違いしたのだろうか。いーこはトイレに行って、どう? トイレにいるよー、頭なでてーとこちら見ている。



 得意気に立ち上がって、鼻をヒクヒクさせてじーと見てくるので、こちらも頭をなでてあげたい衝動にかられたのだけれど、ここはじっとがまんすることにした。

 トイレにいるだけじゃほめれないので、こちらも様子をうかがうことにした。

 トイレでおしっこかうんちしたらほめようと準備していたのだけれど、トイレをベッドと勘違いしたのか、ごろんと横になって眠りはじめた。

 おいおい、トイレで眠るんじゃないよと思いつつ、僕の部屋でいーことの共同生活がはじまった。


 もう、眠くなっちゃったよー。
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ローグ アサシン
ローグ アサシン DTSスペシャル・エディション
ローグ アサシン DTSスペシャル・エディション

 映画『ローグ アサシン』を観た。フィリップ・G・アトウェル監督でジェット・リー、ジェイスン・ステイサム、ジョン・ローン、 石橋凌出演。同僚であり親友のFBI捜査官が殺し屋の復讐で殺された。妻も娘まで殺されてしまう残虐なものだった。

 月日が流れ、親友を殺したローグなる者を追うFBI捜査官は事件を突き詰めるうち衝撃の新事実を知ることになる。

 日本、中国、香港、アメリカ、様々な国の俳優逹が登場する。
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七夕の願い2008
PSP「プレイステーション・ポータブル」 フェリシア・ブルー(PSP-2000FB)
PSP「プレイステーション・ポータブル」 フェリシア・ブルー(PSP-2000FB)

プレイステーション・ポータブルが欲しい。

 願いは叶い、プレイステーション・ポータブルを七夕より前に手に入れたとさ。

 去年は何も買わなかったし。

 めでたし、めでたし。
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3年目
 原色トラックバックを結成してから3年が過ぎた。

 石の上にも3年とはよく聞くけれど、我ながら時が過ぎるのは早いと感じる。

 かれこれ3年前、電車の移動中にたかから突然着信があり、

「相談したいことがあるので居酒屋で会いませんか?」

 と言われた。

 電車の中だったので、とにかく早く切らなきゃと思い、

「わかった居酒屋ね、今、電車だから切るね」

 とケータイの着信終了ボタンを押した。

 たかから着信があったのはそれがはじめてのことで、よっぽど悩んでいるんだろうな、あのことでと思った。

 あのこととは、たかがインターネット上に発表している日記(現在は削除されている)のことで、当時、たかは漫画喫茶の店員に恋をし、彼女の働く漫画喫茶に通いつめていた。
 
 恋している自分の姿をリアルタイムで日記に書いていて、ある芸人さんが、

「たかさんの日記すごいことなってる。超面白い」

 と噂しはじめた。

 僕もたかの日記を読んでみたのだけれど、真剣に恋に悩んでいるたかには申し訳ないけれど、腹がよじれるぐらい笑ってしまった。

 お笑いライブでいっしょになり、たかのことを少なからず知っていたのもあるだろう。

 たか日記は第三者が読むとギャグ日記であり、あくまでもたかビジョンで書かれている点が、ご都合主義の最先端にさえ思えた。

 まず、たかという人物像を知ってもらわないといけない。

 当時、たかは自分はいじる側の人間であり、まともな人間だと思っていた節がある。

 ある人が、たかにふざけてちょっかいをだしたら、

「俺をいじらないでもらえるかな。いじられキャラじゃないから」

 と怒られたらしい。

 当時、たかとまだ知り合ったばかりで、そういうキャラじゃないのかなと思ったのだけれど、たかと深く付き合っていくにつれ、俺いじられキャラじゃないからは虚像だったと判明していく。

 たか被害者から聞いた話なのだけれど、ある日、三人ぐらいでファーストフード店で打ち合わせをしていた時、たかはごく自然にテーブルの上に何か入っている袋をボーンと置いて食事をしていた。

 三人のうちの一人が、

「その袋に何入ってるの? お菓子ならちょうだいよ」

 と言ったら、

「うんこのついたパンツだよ、もらしたの」

 と平然と答えたらしい。

 テーブルの上には食べ物が並んでおり、その隣にうんこのついたパンツがあった。想像しただけでぞっとする光景である。

 たかがピン芸人時代にいっしょのお笑いライブになった時があるのだけれど、全身黒く塗りつくし槍を振り回すアフリカマンというネタをしていた。

「阿部さん、アフリカマンのネタ見てもらえますか」

 と言われ、ネタを見ると僕の眼の近くまで槍を振り回し、下手をすると目に槍が刺さりそうになってしまった。

 口には出さないものの危ない奴だと僕の中でR指定したのは言うまでもない。

 しかも、アフリカマンの格好で武蔵小山の商店街を歩き、某ファーストフード店で買いもしないのに出入口を出たり入ったり奇妙な行動をした。

 某ファーストフード店から苦情の電話が劇場にあり、

「たか! お前何やってんだ! 君はもう楽屋待機だ。勝手に出歩いちゃだめだ」

 と劇場主に怒られたのである。

 怒られているたかの姿を目の当たりにし、世の中には科学では解明できないあぶない人間がいるのだなと改めて思った。

 たかという人物像をこれで少しでも理解してもらえたのではないかと思うのだけれど、このような人間が日記で書いている内容を相談してくるんじゃないかと思うと、それだけで神の領域に触れたような気がし、当日、笑うのをこらえながら神妙な顔つきで相談に乗るしかないと腹をくくっていた。

 相談当日。

 たかが指定する新宿の居酒屋に連れていかれた。

「で、相談内容は?」

 と聞くと、それはまだ話さないという態度で、どんどんお酒をすすめてきた。

 すすめられるままお酒を飲んでいくうちに意識がもうろうとなり正常な判断ができないへべれけな状態になってしまった。

 僕がそのような状態になるのを待っていたかのように、たかはバックから台本を出し、

「阿部さん、コンビ組んでください」

 と台本を手渡してきた。おぼろげに台本を見ると、すでに台詞のところに阿部と書かれていた。

 たかの相談とはコンビの相談だったのだ!

 それに気づいた頃、不覚にもすでにお酒に飲まれていたので正常な判断ができなかった。

 もしも、シラフだったら原色トラックバックは結成されてなかったかもしれない。

 つくづくお酒というのは怖い飲み物であると同時に、それぞれの人生を左右させる魔物が潜んでいるのだろうな、と思う。

 次の日、危ない奴とコンビ組むことなったぞ。

 さて、どうしようかと思い立ち、早いもので3年が過ぎた。
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持ち株が暴落して全財産を失ったぐらい悲痛な表情
 前回の事務所ライブはタイムオーバーがなければ昇格だったのだけれど、タイムオーバーで降格。

 タイムオーバーを知った瞬間のたかは、持ち株が暴落して全財産を失ったぐらい悲痛な表情になり、あまりにもすごい形相をしていた。

 たぶん、幼稚園児の頃におもらしした時、タイムオーバーを知った瞬間のような表情をしていたんだろうな、と思う。

 カメラは見た瞬間的映像があるのならば、その一部始終をとらえてもらい、お酒片手にたかの天国と地獄の模様を気の合う仲間と観て笑うのもいいだろうね。

 そうやって笑い合っている様子をたかが知ったらムンクの叫びみたいな表情でうらめしそうに見るかもしれないけれど。

 今回の事務所ライブは、タイムオーバーにはならないように気をつけてネタをやり、全組数中5位以内に入ることができ昇格。

 たかは昇格を知った瞬間!

 宝くじで一億円当たったぐらい、嬉しい表情をしていた。

 僕はその瞬間を見逃さなかった。

 欧米人かと思うほど、あまりにもオーバーリアクションだった。

 こやつはトイレトレーニング用のおまるで、はじめて一人でおしっこをする時、ニタニタと母親の顔を見ながら笑顔でおしっこをしたのだろうな、と安易に予想できるほどだった。

 芸名:オマルたか にすればいいのに。

 知り合いの家に遊びに行き、モンハンをしているとたかから着信があった。

 器用に片手でPSPを操作しながら、

「今、ゲームしている最中なので」

 暗黙の了解で用件のみの連絡にしてくれと伝えるも、全く電話を切ってくれる様子はなかった。

 見かねた知り合いが、

「今、ゲームしているので、また後で」

 と僕のケータイをとって、たかに伝えてくれたのだけれど電話を切る様子はなかった。

 自己中心的な自己愛がそうさせているのか、はたまたKYなだけなのか。

 己の要求を満たすのを第一に考える姿勢に絶句するとともに、モンハンで倒すべきモンスターを討伐できずに失敗してしまった。

 たかが貴族社会全盛時に貴族として生まれたのならば、多くの平民、奴隷身分の人たちが泣かされたことだろう。

 ある芸人さんの単独ライブの日に、たかが突如出没し、付きまとうように近づいてきて、ある芸人さんは単独の準備で忙しいのに、たかは自分の主催する未知との遭遇のライブの話を延々としゃべってきたらしい。

 もはや、暴君にまで成り下がってしまったのだろうか。

 ただ、これだけは言える!

 たかに気をつけて。

 たかから逃げて。

 たかはミクシィの足跡必ず追うから気をつけて。

 何度も何度も追うから気をつけて。
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